『総合型選抜で受験しようと考えているけど、志望理由書の書き方がわからない』
『詰んだ、志望理由なんてないんだけど・・・』
『何か決まった書き方があるの?』
このような悩みはありませんか?
数学や英語のように問題集や参考書がたくさん出ているわけではないし、
ネットの情報も見たけど、難しかったり、少なすぎたりでちょうどいいのが見あたらない
そんな受験生のみなさんに誰でも書ける総合型選抜の志望理由書の超簡単な書き方をお伝えします!
ぜひ参考にしていただいて、合格を勝ち取りましょう‼
総合型選抜で合格を勝ち取るためには、準備がとても大切なんです。
大学のこと、自分のことをものすごく調べないといけません。
ここでは絶対にやらなければならないことを3つ挙げます。
A、アドミッションポリシーを理解する
アドミッションポリシーとは、《大学の求める学生の募集方針》のことです。
本当に大事なんです!!
募集要項に書かれているので、必ずよく読み、理解しなければいけません。
自分がアドミッションポリシーに当てはまる人材であることをアピールする必要があるからです。大学によって書き方に特徴があります。
また、英検2級など、このくらいの学力は身につけていてくださいと明確にしている大学もあります。
具体的に大学が求めている学生のイメージをしてみよう!
B、自分を知ろう!
将来の職業を決めたきっかけを書くためには、自分の中で何かしらのできごとがあったはずです。そこを深く追求していきます。
自分になぜ?どうして?をひたすら問いかけてみましょう。
・なぜその職業を選んだの?
・どうしてその職業でなければダメなの?
・その職業は自分がやらなくてもいいんじゃない?
・その職業に就いて何がしたいの?
C、オープンキャンパスに参加しよう
実際に行ってみて、ホームページやパンフレットだけではわからない空気を感じてくることが大切なんです。
志望理由書に書くことができる体験や出会いがあるかもしれません。
講座や体験授業には積極的に参加しよう!大学によっては出願の条件になっているところあります。もし、教授に質問する機会があるなら勇気を出して聞いてみましょう。
在学生に質問できるのならば、必ず質問してみよう。
・どんな学生生活を送っているか
・ここの大学を選んでよかったこと
・学生生活で何が一番楽しいか
・大変なことは何か
・面接で聞かれたことや面接の雰囲気はどうだったか
志望理由書に何をどのように書けばいいのかってわかりにくいですよね?
ここでは一定のパターンにはめていくことで、簡単に書く方法をお伝えします!
まず、次の①~⑤までのことを書き出してみましょう。
総合型選抜においては、将来の職業がはっきりしている方がとても有利。
なぜなら《やりたい職業がある⇒だからこの学部で学ぶことがある》と言うことができるからなんです。
・まだ決まってない人
今から探そう。
でも、将来のやりたい職業なんてわからない、決められないってこともあると思います。そんな時は調べてみましょう!
スタディサプリの適職診断や適学診断など、ネットでいろんな適職診断を参考に自分のやりたい事探してみよう。
・行きたい学部が先に決まってる人
卒業生がどんな企業に就職しているのかを調べよう。
そしてちょっとでも興味を持ったら、その職業について詳しく調べる。
これを繰り返していくと、自分がやりたい職業が見つかるはず。
将来やりたい職業を決めたきっかけを、 自分の体験談と共に書いていきます。
ここで大事なことは、ただ体験談を書くだけではダメです。
・体験談自体は短く簡潔に
・その体験からどう感じたのか
・自分の中でどんな変化があったのか
・どのように志望理由に至ったか
この4点を書きましょう!
将来の職業を決めたら、それが社会のどんな役に立つのか考えよう。
《社会貢献》の視点がとても重要なんです。ちゃんと社会に目を向けて考えている ことを伝える意味もあります。
自分がその職業に就くことで、今の社会の問題点をどのように変えていきたいかを
考えていきます。
自分がその仕事をすると、どんな人の役に立つのか?ということを書きましょう!
どこの大学にも教育理念というものがあります。でも、これって難しいと思いま せんか?抽象的だったりして、なかなか共感できる人は少ない。
もっとわかりやすい《カリキュラム》や《制度》や《実績》に注目してみましょう。
担任制度があったり、資格講座があったり、公務員試験の合格率が高かったりと いったことを志望理由にしていこう。
地元の大学だからっていうのも立派な志望理由になるから、地元の大学を出て地元 で就職してっていう人は書いても大丈夫。
志望学部・学科で特に何を勉強したいのかを具体的に書いていきます。
そこで学ぶことによって、何を身につけて、社会にどのように貢献できるように なるのかを説明していきましょう。
具体的な科目やゼミ、在籍している教授の名前などを挙げて、これを学びたいと ハッキリと伝えることです。
大学のホームページやパンフレットでカリキュラムを見てみよう。
準備①《絶対に必要!3つの用意しなければならないこと》
準備②《書かなければならない5つのこと》
この二つが用意できましたか?
用意ができたら、とりあえず書きましょう‼
書き方の手順に従って書いてみましょう。
①書き方の手順
1、志望理由をズバリ書く【①将来やりたい職業】
私は将来○○になりたいので、○○大学○○学部を志望します。
2、志望理由を持ったきっかけ【B、自分を知ろう!】
【②関心を持ったきっかけ】
具体的なエピソードを一つ簡潔に挙げ、志望理由につながった説明を書く
3、将来希望する職業に就いて何を実現したいのか
【B、自分を知ろう!】
【③どのように社会と関わっていきたいのか】
【④この大学を志望した理由】
自分がその職業に就いたら、どう役に立つのか、誰のためになるのかを社会 問題に触れながら書く
4、まとめ【A、アドミッションポリシーを理解する】
【C、オープンキャンパスに参加しよう】
【④この大学を志望した理由】
【⑤大学で身につけたいこと、学びたいこと】
志望大学ならではの魅力に触れ、自分の夢を実現するためには、この大学こ
そが自分にとって最高の環境であると書く
②書くときに注意すること
必ず守ること
・私 「僕」や「自分」という言葉を使ってはいけません。
自分のことは全て「私」にしましょう。
・です、ますで書く
小論文ではないので、~である ~だという断定的な文末表現は使わない
・貴学 志望する大学のことは貴校ではなく、貴学です。
・大学、学部、教授の名前などの固有名詞は漢字を絶対に間違えてはいけません
最後までびっしり書く
無駄に長く書くことはありませんが、最後まで書いた方が理想的です。
③書き終わったら推敲しよう
とりあえず最後まで書けましたか?
内容に矛盾がないか、アドミッションポリシーからずれていないか、
話の流れに不自然なところはないかを確認し、最低でも5回は推敲し書き直してみま
しょう。
ここまでできたら誰かに添削してもらってください。
志望理由書を書くことができたら、必ず誰かに添削してもらいましょう。
言葉の使い方、漢字の間違いなどは自分だけでは気がつかないことがあります。
では、誰に添削してもらえばいいのか?
①学校の先生
国語の先生にお願いしてみましょう。
担任の先生とか進路指導の先生ではダメです。
言葉の使い方の専門の先生に頼んでください。
②塾の先生
国語を教えている先生、小論文を教えている先生がいれば最高です。
総合型選抜のコースを設けている塾もあります。
③専門の塾は?
総合型選抜に特化した塾ならば、徹底的に添削してくれます。
総合型選抜の専門の塾も増えてきました。オンラインでも受けることができます。
自分の実力や、志望校のレベルを考えて検討しよう。
受験生のみなさん、志望理由書は書けましたか?
何回も何回も書き直しましょう。
ここでは、志望理由書の書き方の代表的な パターンを紹介しました。
参考にしてください。
総合型選抜入試で大事なことは準備です。
この志望理由書を書くためにも様々な準備が必要なことがわかったと思います。
大学のこと、自分のこと、社会問題をぜひ自分で調べてください。